村主章枝が引退、プロ振付師に転身
フィギュアスケート女子で02年ソルトレイクシティー、06年トリノの冬季五輪に2回出場したフィギュアスケートの村主章枝(33)=Kappa=が13日、都内で引退会見を行った。今後はプロの振付師として後進の指導にあたる。
今月初めの東日本選手権で8位に終わって全日本選手権出場を4年連続で逃し「ここが潮時かな」と現役生活にピリオドを打つことを決意。トリノでは4位とメダルにはあと一歩で届かなかった。「私に何が足りなかったのか、それを発見するにはもう1回オリンピックに出るしかない」という強い気持ちで演技を続けてきたが、その思いを果たすことはできなかった。
現役時に指導を仰いだ世界的な振付師であるローリー・ニコル氏に師事。“氷上のアクトレス”と称された表現力を次世代に伝えていくことになる。また、トリノ以降に大好きな“プリン断ち”をしていたそうで、差し入れられたプリンを「おいし~い」と存分に満喫した。