羽生と一問一答「(出場)正しかった」

 「フィギュアGPシリーズ第6戦・NHK杯」(29日、なみはやドーム) 

 男子フリーを行い、ショートプログラム5位の羽生結弦(19)=ANA=はフリーでもミスが目立ち、229・80点で4位に終わったものの、ほかの選手の結果により、GPファイナル進出が決定した。以下、羽生と一問一答。

 -大会を終えて。

 「これが今シーズンのすべてではないので。2つとも出られたからこそ、しっかりと生かさないといけないと思う」

 -この大会に出ての発見は。

 「自分の弱さですかね。けがとか関係ない。こういう失敗は。前回(中国杯)は本当に痛かった」

 -何に負けたのか。

 「あまりにもいろんなことがありすぎて、いろんな弱さが見えすぎて、どこから手をつけていいか分からない。それぐらい課題が見つかって良かった」

 -出る決断は正しかったと思うか。

 「正しかったと思っている。結果がどうであれ。皆さんがどうやって思うか分からないけど…。最後まで滑り切って、ミスはたくさん出たけど、ミスをしたことは後ろに下がるわけじゃない」

 -思考が変わったのか。

 「別に変えたつもりはないし、悔しいものは悔しい。どうあがいても言い訳しても、結果は変わらない」

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