宇野がSP2位 会心の演技に笑顔
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(12日、ソウル)
男子ショートプログラム(SP)で最年少優勝が懸かる17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は88・90点の2位につけた。トップはソチ冬季五輪銅メダリストのデニス・テン(カザフスタン)で97・61点。前回王者の無良崇人(HIROTA)は84・88点の4位、村上大介(陽進堂)は82・86点の6位につけた。
女子の宮原知子(大阪・関大高)本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)永井優香(東京・駒場学園高)は13日のSPに向けて調整した。
初めて挑むシニアの主要国際大会で経験豊富なシニア勢を押しのけ、SP2位に割って入った宇野は「練習がとても悪かったので、自分でもびっくりするような演技だった」と笑顔を見せた。自己ベストを13・69点も更新する上出来のデビュー。首位のテンとは8・71点差があるが、「きょうは全部出し切れたわけではない」と話し、14日のフリーで逆転での最年少Vを狙う。