14歳・樋口初陣3位「すごく満足」
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(6日、タリン)
女子はショートプログラム(SP)3位で樋口新葉(14)=東京・日本橋女学館中=が、フリー2位の合計185・57点で3位となった。日本女子の表彰台は2010年に優勝した村上佳菜子(中京大)以来5大会ぶり。ジュニアグランプリ・ファイナル覇者で、SP首位のエフゲニア・メドベデワがフリーも1位の合計192・97点で優勝し、ロシア勢として5連覇を達成した。男子SPは宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が、84・87点で首位に立った。
樋口がフリーをミスなく演じ、ジュニアグランプリ・ファイナルに続いて初出場で表彰台に上った。SPに続き、フリーでも自己ベストを更新。「今シーズン一番の演技。すごく満足している」。浅田真央(中京大)の休養や鈴木明子さんの引退で転機を迎えた日本女子に、新葉の名前通り、新しい葉を芽吹かせた。