次世代エース樋口、真央に弟子入り志願

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(エストニア)で銅メダルを獲得し、女子では10年に優勝した村上佳菜子以来となる表彰台に上った樋口新葉(15)=日本橋女学館中=が10日、成田空港に帰国した。中学3年生となる来季は浅田真央の代名詞、トリプルアクセル習得に意欲。オフのアイスショーなどで真央に“弟子入り”を志願した。

 日本女子の次世代エースの視線は、すでに来季に向いていた。メダルを手に笑みを浮かべた一方で、さらなる飛躍を遂げるために、大技マスターを課題に挙げた。「来季はトリプルアクセルをできるようにしたい」。

 現在も練習はしてはいるが、「調子のすごくいい時で、あと4分の1(回転)足りない」という。課題は高さ。真央や伊藤みどりさんの映像を見て研究しており、オフに真央と同じショーに出演する場合は「どうやったら高さが出るか聞きたい」と目を輝かせた。

 来季の目標に置く全日本ジュニア連覇と、世界ジュニア制覇に向け、日本女子の“伝家の宝刀”をものにする。

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