国別対抗戦で羽生雪辱「このままでは」
「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(16日開幕、国立代々木競技場)
6カ国で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦の日本代表が3月31日、都内で発表され、ソチ五輪金メダリストで、3月末の世界選手権(上海)では銀メダルの羽生結弦(20)=ANA=らが会見した。
羽生は「このまま(今シーズンを)終わりたくないと思った」と出場を決意した理由を説明。右足首捻挫の状態も万全ではないが、「悔しい思いをぶつける舞台ができてよかった」と前向きだ。
今シーズンは中国杯の公式練習で衝突して大けがを負い、日本選手権後は腹部の手術も受けた。「精神的なもの」という成長は自身も強く感じている。「引っ張っていけるような演技がしたい」と“チームジャパン”の戴冠を目指す。