フィギュア女子本郷出遅れSP6位
「フィギュアスケート・GPシリーズ・ロシア杯」(20日、モスクワ)
ショートプログラム(SP)などを行い、女子で前回優勝の本郷理華(19)=邦和スポーツランド=は63・45点の6位と出遅れた。永井優香(東京・駒場学園高)は9位、加藤利緒菜(大阪・長尾谷高)は10位で、16歳のエレーナ・ラジオノワ(ロシア)が71・79点の首位に立った。男子では、今季GP初戦となった小塚崇彦(26)=トヨタ自動車=が69・61点で8位。アジアン・ピトケエフ(ロシア)が87・54点で首位に立った。
大会2連覇を狙う本郷はSPで6位発進。「ちょっと悔しい。緊張した中で、できる限りの力は出し切れなかった」と反省が口をついた。冒頭の連続3回転ジャンプで、二つめのトーループが回転不足を取られた。今季序盤で苦しんだ問題が、再び顔を出した。勝負のフリーへ「あすは楽しんで、力を出し切りたい」と気持ちを切り替えた。