真央あらためて現役意欲「もっと上を」
「フィギュアスケート・世界選手権」(3日、ボストン)
女子で7位になった浅田真央(中京大)が3日、あらためて現役続行を表明した。エキシビションに出場後、来季について「選手として復帰した以上、自分の実力、レベルも上げていかなきゃいけないと思っているし『表現したい』だけでは駄目。さらにレベルアップして、もっと上の順位を狙えるようにしていきたい、と思うようになった」と話した。
9月生まれで、来季は26歳になってシーズンを迎える。「アシュリー(ワグナー=米国)のような、何年もやっている20代(24歳)の選手が銀メダルを取ることが、私にとってもすごくいい励みにもなる。ソチ五輪のコストナー(イタリア)が(当時27歳で)銅メダルを取ったのも励みになる。そういう選手になりたいなと思う」と口にした。
黒のタキシード姿で「踊るリッツの夜」を演じるエキシビションでは、上着とそろいのズボンを初めてはかずに熱演。「今回は女性らしく滑りたいなと」と、心境の変化を形にした。