真央来季は「結果求める」 成田に帰国

 フィギュアスケート女子の浅田真央(25)=中京大=が6日、世界選手権が行われた米ボストンから成田空港着の航空機で帰国した。過去最低の7位に終わったが「目の前の目標を一つ一つクリアにしていくことが自分のやるべきこと。気づいたら五輪が近づいてきたと思っていけるようにしたい」と話した。18年平昌五輪プレシーズンとなる来季へ向け、あらためて前向きな姿勢を示した。

 「選手である以上、結果は求めていくもの。勝負、勝ちにこだわらないといけないと強く思った」。復帰1年目のシーズンは「自分が目指す演技」を目標にしてきたが、心は勝負の世界を欲したようだ。「技術面、特にジャンプのレベルを上げること」と、来季の課題も明確になった。

 ほかの選手よりも1日遅い帰国は「少し息抜きがしたかった」という。カフェや美術館に行き、ボストンの街を堪能。「演技にもいろんな感性が膨らんでいけば」と心を弾ませた。今後は国内のアイスショーに出演する予定だ。

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