羽生全治2カ月 トロントで治療に専念

 フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(21)が所属するANAスケート部は26日、今月上旬まで行われた世界選手権後に左足甲じん帯を痛めていたことが判明した羽生の経過を報告。「左足リスフラン関節じん帯損傷」のため、全治2カ月の安静、加療と診断されたことを発表した。

 羽生は2年ぶりの優勝を狙った世界選手権でSP首位発進したが、フリーで逆転され、2年連続の2位に終わった。シーズン途中から左足甲を痛めており、踏み切りの際に左足で氷を突く4回転トーループは負担が大きいため、世界選手権では4回転サルコーに変更していた。日本スケート連盟は左足甲じん帯損傷と発表。全治については公表されていなかった。

 同選手権後、羽生は練習拠点のカナダ・トロントで静養。今後も帰国せずに治療に専念するという。同スケート部によると、当面アイスショーの出場は見送る方針で、5月中旬に改めて経過を報告するとしている。

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