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沢村 試合後反省の丸刈り…原監督は厳しく「そろそろ学習して」

7回4失点で降板しベンチで頭を抱える沢村。試合後は「自主的に」頭を丸めた(撮影・開出 牧)
 【2011年8月13日付デイリースポーツ記事より】
 「広島4―0巨人」(12日、東京ド)
 試練にぶち当たった。沢村が7回4失点、自身3連敗で9敗目。5日の対戦でプロ最短となる1回2/3、4失点KOの広島に、またも苦杯を喫した。試合後、丸刈りで通路に出てきた右腕。「自主的にやりました。ローテーションで回してもらって、結果を出せていないので」と反省を口にした。
 ミスが失点に絡んだ。二回の3失点は、先頭打者への四球がきっかけ。七回は送りバントの処理を焦り、一塁へ悪送球。今季、同じミスを繰り返す右腕に、原監督は「そろそろ学習して、結果を出す形にしないと」と厳しい言葉を投げかけた。
 不運も重なった。二回、無死一、三塁。バーデンの放った痛烈なゴロが、沢村の右膝を直撃した。何度も屈伸し、続投を志願。だが、気迫は勝利につながらなかった。「申し訳ありませんでした」。チームは2連敗で、5割復帰に失敗した。
 右膝の状態について「軽くはないかもしれない」と川口投手総合コーチ。開幕から先発ローテを守り、疲労も蓄積している。患部の状態次第だが、次回先発を一度飛ばす可能性も出てきた。

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