【２０１１年６月２６日付デイリースポーツ記事より】
　「阪神４-２巨人」（２５日、甲子園）
　ミス連発で自滅した。虎に２連敗を喫し５月３０日以来の４位転落。借金も今季ワーストタイの６。原監督は努めて冷静に「全体的に（守備の）連係、（打線の）つながり。このへんがかみ合ってない」と嘆いた。
　坂本が２試合連続で失策を犯すなど守備がまた乱れた。七回、無死一塁でマートンの投ゴロを内海がはじいた後で二塁へ送球。慌てた坂本が二塁に入って捕球したが、二塁手の古城と接触（記録は坂本の失策）。さらに１死満塁から新井貴の二ゴロで併殺を狙った場面でも、坂本は古城の送球を握り損ない、この間に失点を許した。二回にも失点につながる失策があり、両リーグワーストの１０失策となった正遊撃手は「切り替えて頑張ります」と反省した。
　貧打ばかりではなく守備面でも課題を露呈した巨人。悪い流れを断ち切るしかないのだが…。