重量挙げ女子５３キロ級でロンドン五輪代表に決定した“美女リフター”八木かなえ（１９）＝金沢学院大＝が１７日、世界ジュニア選手権から帰国し、成田空港で会見した。

　遠征先のグアテマラで吉報を聞いたという八木は「うれしさとビックリが半分半分でした。リオは目指していたけど…。夢が早くかなってうれしい」。競技歴わずか４年での夢舞台に「北京の時はウエートを始めたばっかりで、テレビで三宅（宏実）さんを見て、ウエートも五輪があるんだという気持ちだった。信じられない」と、喜びをかみしめた。トータルの自己ベストは１９５キロ。入賞も厳しいレベルだが、五輪に向け「トータル２００キロ近い記録を目指したい。順位は気にせず、しっかり自分のパフォーマンスができれば」と、とびっきりの笑顔で意気込んだ。