萩野“金言”に感銘 室伏の特別講義受講
競泳男子でリオデジャネイロ五輪金メダル候補の萩野公介(21)=東洋大=が13日、都内で男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)の特別講義を受講。04年アテネ五輪金メダリストから“金言”を授かり、「面白かったです」と感銘を受けた。
代表合宿の一環で行われた60分の講義で、室伏は「金メダルが目的であってはいけない。何のために金メダルを目指すのかが大事」と話した。12年ロンドン五輪では東日本大震災への思いが原動力になったという。
引退した競泳・北島康介さんを間近で見てきた萩野は「競技は違えど目指すところは北島さんも室伏さんも同じで、人間が試される」。偉大な先輩たちの精神を受け継ぎ、金メダルにふさわしい人間に成長する。