荒木が4ブロック 存在感を発揮

 「バレーボール女子リオ五輪世界最終予選兼アジア予選、日本3-0ペルー」(14日、東京体育館)

 4大会連続の五輪出場を目指す世界ランク5位の日本は、同21位のペルーと初戦を戦い、ストレート勝ちで白星発進を決め、首位に立った。最終予選独特の緊張感が襲う中、左のエース長岡望悠(24)=久光製薬=が、チームトップの20得点をマークする大活躍で、リオデジャネイロ五輪出場へ幸先の良いスタートを切った。15日には同ランク26位のカザフスタンと対戦する。

 銅メダルを獲得したロンドン五輪以来の国際大会復帰となった荒木は、4つのブロックを決めるなど、さっそく存在感を発揮。真鍋監督が「チームを活気づける」と話す大迫力のガッツポーズも健在で、チームに勢いを呼んだ。ロンドン後にラグビー選手の四宮洋平と結婚。14年に長女を出産し、リオ五輪に合わせて復帰。「このユニホームを着て、コートに立てる喜びがあった」と充実感をかみしめた。

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