福士6位リオへ「焦ってる」本音ポロリ
「高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン」(15日、岐阜市内)
リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の福士加代子(34)=ワコール=は1時間12分4秒で日本人トップの6位だった。リオの優勝候補で昨夏の世界選手権銅メダル、ユニスジェプキルイ・キルワ(31)=バーレーン=が、1時間8分55秒の大会記録で2連覇を飾った。
練習の一貫と位置づけたレース。とはいえ、序盤からリオでライバルとなるキルワに引き離され、3分以上の差をつけられた福士は「全然話にならない。すごい焦っています」と本音を吐露した。
永山忠幸監督は「足を痛めていた時があった」と練習不足を明かしたが「惨敗なので本人も悔しさを持ち帰ると思う」と巻き返しに期待した。今後は米ボルダー合宿を経て6月26日に函館マラソンのハーフに出場する。