安藤がV3 初五輪へ駄目押し圧勝
「重量挙げ・リオデジャネイロ五輪代表最終選考大会・日本選手権」(22日、山梨市民総合体育館)
男女計6階級が行われ、女子58キロ級は安藤美希子(23)=いちご=がスナッチ92キロ、ジャーク119キロのトータル211キロで3年連続5度目の優勝を果たした。女子は12年ロンドン五輪48キロ級2位の三宅宏実(いちご)が既にリオ五輪代表に決定。残る女子3人と男子1人は28日の理事会で決める。
3月に発熱、4月は胃腸炎と調整は最悪の中、昨年世界選手権8位の安藤が世界ランク7位相当の計211キロで圧勝。28日の代表発表前に初の五輪切符を駄目押しした。
ロンドン五輪は日本新を更新しながら落選。同級生の53キロ級・八木かなえ(23)=ALSOK、48キロ級・水落穂南(23)=いちご=に先を越された。4年前とは違い、選考争いでは2人を逆転し48キロ級の三宅宏実(30)=いちご=に次ぐ日本2番手の位置づけ。「よくここまで頑張ってきた」と振り返った。
「(水落、八木とも)初めての五輪でしっかり記録を残している。私も五輪で日本新記録を出すくらい力を付ける」と大舞台を見据えた。