柔道・旭化成トリオ“トリプル金”誓う

 リオデジャネイロ五輪柔道男子代表の羽賀龍之介(25)、大野将平(24)、永瀬貴規(22)が13日、所属する旭化成の拠点がある宮崎県の延岡市役所で記者会見に臨み、金メダル獲得を誓い合った。3人はともに昨年の世界選手権を制した優勝候補。1大会では旭化成史上初となる三つの金メダルを目指す。

 現地時間8月8日の73キロ級で旭化成勢の先陣を切る大野は「明日から延岡市で日本代表合宿が始まる。その成果をしっかり出して金メダルを獲得したい」と力を込めた。長崎日大高を経て筑波大から今春入社した永瀬は同9日の81キロ級に登場。「新人らしく元気のいい柔道で一番輝くメダルを」と意欲を口にした。

 大野と永瀬が順調な調整を続ける一方、100キロ級の羽賀は3月に負傷した左膝の回復を優先している段階だ。それでも「(稽古で)無理もできるようになっている。今は不安はない」と強調。「前の2人(大野と永瀬)は勝ってくると思う。そのプレッシャーと戦いながら金メダルを取りたい」と同11日の本番に照準を合わせた。

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