室伏、本格的練習再開で結婚指輪が…
リオデジャネイロ五輪の最終選考会となる日本選手権(24日開幕・瑞穂)で2年ぶりに競技に復帰することを決めた陸上男子ハンマー投げアテネ五輪金メダリストの室伏広治(41)=ミズノ=が17日、都内で公開練習を行った。5大会連続となる五輪切符獲得へ、上々の仕上がりを披露した。
先月25日に日本選手権出場を表明してから、本格的な投てき練習を再開。ブランクの大きさもあり、思わぬ“代償”もあった。ハンマーを投げる際に、大きな負荷が掛かる指が太く腫れ「投げ始めてから指輪が入らなくなった。結婚指輪がもう入らない」。昨年5月に12歳年下の一般女性と結婚を発表した“鉄人”。愛の証が第二関節を通過しなくなったことを嘆きつつ、競技者としての喜びも感じているのか、笑顔を浮かべていた。