セーリング土居&今村 リオの海は有利

 リオデジャネイロ五輪のセーリング男子470級に出場する土居一斗(アビーム)、今村公彦(JR九州)組が23日、福岡市小戸ヨットハーバーで壮行会に出席した。母校の日本経大の関係者を前に、スキッパーの土居は「リオの海は水質が良くないが、悪条件は(逆に)優位になるとプラスに捉えてメダルを目指したい」と決意を込めた。 水質問題で懸念が広がっている会場には2年前から計7度にわたって赴き、実戦練習を重ねてきた。「下水のような臭いがするし、ヌメヌメしている」と今村が明かす。ドラム缶が浮いていたこともあったという。今村は「ごみをしっかり避けて進まないと…。風や波の条件が変わりやすいリオの海面は技術が必要で僕たちに有利」と自信を見せた。

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