木村、女子バレー初の4大会連続出場
日本バレーボール協会は27日、リオデジャネイロ五輪の女子日本代表12人を発表し、女子バレー日本初の4大会連続出場となる木村沙織(29)=東レ=や、銅メダルだった2012年ロンドン五輪で主将の荒木絵里香(31)=日本協会=らを選んだ。アタッカーの古賀(NEC)江畑(PFU)は外れた。ロンドンの経験者は4人だった。
記者会見した真鍋監督は「悩み、コーチと相談してベストな12人を選んだ。ロンドン以上の成績を獲得するのが最大の目標」と前回の銅メダル以上を目標に掲げた。
12人の中には佐藤、座安とリベロを本職とする選手が2人も入った。どちらかが交代回数制限のない守備専門のリベロとして登録され、残る1人がアタッカーらと同じ扱いで、交代に制限のある「レシーバー」となる。
前回のロンドン五輪では、リベロは1人だけだった。真鍋監督は「守備を重視した。今までの試合を反省しても、レシーバーを入れる方がサイドアウトで点数が取れるという統計が出た」と話し、サーブレシーブを安定させる狙いであることを明らかにした。海外勢の高いブロックを苦にしなかった古賀を外してでも、守備強化にこだわった。