桐生「決勝進出と9秒台目指す」
陸上男子100メートルでリオデジャネイロ五輪代表に決まった桐生祥秀(20)=東洋大=が28日、都内の東洋大白山キャンパスで行われた壮行会に出席し、「決勝進出と日本人初の9秒台を目指したい」と、あらためて意気込んだ。
情報伝達も“日本最速級”だ。25日の日本選手権で五輪切符をつかみ、壮行会の周知が行われたのは2日間のみ。それでも学生ら600人が集まり、寄せ書きが贈られるなど、期待の大きさをうかがわせた。
五輪本番ではキャンパス内でのパブリックビューイングも予定されており、「日本選手権ではいい走り見せられなかったので、五輪は自分の走りを見せたい」と桐生。夢舞台での10秒の壁突破へ鼻息を荒くした。