ラグビーW杯、試合会場への「食品」持ち込みが可能に 飲料は禁止を継続
ラグビーW杯組織委員会は23日、試合会場への持ち込み禁止規制を緩和し、個人で消費できる量の食品の持ち込みを可能としたことを発表した。23日のウェールズ-ジョージア(豊田)戦から適用される。
これまで大会スポンサーへの配慮や衛生面の問題を考慮して食品の持ち込みは禁止されていた。だが開幕戦以降、一部の試合会場で商品が売り切れになる事態が複数会場で生じ、大きなトラブルとなっていた。
同組織委は「運営プラン全体を再確認した結果、今後も同様の状況が発生する可能性があると判断し、スタジアムを訪れる皆さまに、より快適な観戦環境を提供するため、持ち込み禁止物の規制を一部緩和することにした」とした。
飲料については従来通り持ち込み禁止を継続。全会場に設置した無料給水場の利用を呼びかけている。