ラグビーW杯日本-ロシア戦が東西で高視聴率 関西地区で21・0%
20日に日本テレビ・読売テレビ系で放送された「ラグビーW杯・日本×ロシア」(後7・30)が、関西地区の世帯平均で21・0%の高視聴率を記録したことが24日、分かった。関東地区は18・3%だった。 アジア初開催となるラグビーW杯への高い注目度を証明した。1次リーグA組の日本はロシアに先制を許したが、WTB松島幸太朗(26)=サントリー=が3トライを決める魂の逆転劇。後半28分、松島が3トライ目を決めた午後9時30分などに、関西地区で25・6%の瞬間最高視聴率をマークした。 21日に同局系列で放送された「ニュージーランド×南アフリカ」(後6・30)も、関西地区の世帯平均で14・7%、関東地区で12・3%だった。(数字はビデオリサーチ日報調べ)
中継した日本テレビのスポーツ局プロデューサーの渡辺卓郎氏は「何よりも、開催国としての大きな重圧をはねのけ勝利した日本代表の活躍が、多くの視聴者の心を震わせ、高視聴率という結果につながったのだと思います。また組織委員会をはじめとする関係各所の皆様の準備によって、『超満員のスタジアム』という最高の舞台が整ったことも非常に大きな要因だと感じています」というコメントを発表した。
他にも20日の開会式は10・4%、21日の「ニュージーランド対南アフリカ」戦は12・3%だったことが分かった。
(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)