ラグビーの日本代表・流「信念」でアイルラン倒宣言!世界2位に何が何でも勝つ

 会見したSH流はアイルランド戦勝利を宣言
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 ラグビーの日本代表は24日、浜松市内で報道陣に冒頭15分のみ公開して、アイルランド戦(28日・エコパ=静岡)に向けて練習した。アイルランドは最新の世界ランキングで2位に後退したが、直前まで1位。初戦は同8位のスコットランドに完勝した強豪だ。日本は同9位。取材対応したSH流大(27)=サントリー=は「何が何でも勝つ」と宣言。十数分間で「信念」という言葉を3回も使って、その覚悟を示した。

 固い信念を、貫き通す。「この試合に勝たないとベスト8にいけないと思っている。何が何でも勝つつもりでやっています」。流は、はっきりと力強い口調で宣言した。

 世界2位対9位。下馬評は圧倒的不利だが「多くの人がアイルランドが勝つと思っている。それを覆せると、僕らは全員が信念を持っている。世間の反応は気にしない」ときっぱり。「経験豊富なスタッフのもと、信念を持ってやってきた」と自らのチームへの自信を示した。

 描く攻略法はある。「9番(SHマレー)と10番(SOセクストン)がキープレーヤー。特に前半の最初でプレッシャーをかけていつもと違うなっていう感じを持たせれば違ってくる」と2人の司令塔を封じるプランだ。

 グラウンドでは常に流の声が響く。166センチと小柄ながら、チームを引っ張る存在。主将の座は荒尾高(現岱志高)、帝京大、サントリーでは2年目から、サンウルブズでも務めた。現代表でもリーダー陣に入る。

 どのカテゴリーでもそのキャプテンシーを認められる存在。「元気よくやるというのは元から。今はリーダーとして適切な場所で適切な声を出すことを意識するようにしている」と代表における立ち位置を話していた。

 「アイルランドに勝てるという信念を持つ。どのチームにも勝てるように練習してきた。自信を持たせることをより意識したい」。この日、“信念”という言葉を3回使って、思いを吐露。強いリーダーが仲間に勝利のマインドを植え付ける。

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