「ラグビー界は日本に感謝」米メディア、大金星の日本代表を絶賛
ラグビーW杯日本大会の1次リーグで優勝候補のアイルランドを19-12で破った日本代表について米スポーツ専門局ESPN(電子版)は大金星から一夜明けた28日(日本時間29日)、前回15年のイングランド大会での南アフリカを撃破した衝撃とともに「大会は最高潮の盛り上がりを見せている。ラグビー界は日本に感謝すべきだ。再び」と伝えた。
「ラグビーの世界秩序を揺るがした。再び」の一文で始まる同サイトの長文記事は、南アフリカに勝利した4年前の大番狂わせに匹敵すると表現。アイルランドが司令塔のSOセクストンをけがで欠いていたことにも触れながら「日本代表はアイルランドの圧力に決して委縮しなかった」と戦いぶりを称えた。
日本代表は1次リーグで連勝したことで「A組の1位通過の可能性が出てきたことで決勝トーナメント1回戦での(B組1位有力の)オールブラックス(ニュージーランド代表)との対戦を避けることができるかもしれない」とし、さらには「静岡で見せた戦いができれば、準決勝進出の可能性も突如として現実味を帯びてくる」と、今後のシナリオにも言及。最後は「ワールドカップは最高潮の盛り上がりを見せており、ラグビー界は日本に感謝している。再び」との言葉で締めくくった。