ラグビー日本、WTB福岡はサモア戦でエンジン全開を宣言「100%に照準を」
ラグビーの日本代表は30日、東京都内でサモア戦(10月5日・豊田スタジアム)に向けての練習を再開。午前中はFW、BKに別れて練習し、午後はチーム練習を行った。
WTB福岡堅樹(パナソニック)は、完調での先発出場を目指す。アイルランド戦は右ふくらはぎを痛めた影響で「100%ではない」という状態で臨んだ。この日の会見での明るい表情が、状態の良さをうかがわせる。「トップスピードで走るところは戻っている。まだ95~6%かなと思いますけど、試合までの準備期間に100%に照準を定めていきたい」。臨戦態勢は整いつつある。
ロシア戦後、ジョセフヘッドコーチは3トライのWTB松島(サントリー)を「松島はフェラーリ」と形容。その松島は「僕の中でフェラーリは福岡堅樹」と表現していた。
福岡は「(フェラーリは)燃費が悪いという意味もあって…」と笑いを誘う。そして「あいつの褒め言葉として受け止めています。そう言ってもらったからには、スピードを生かしたプレーをしたいと」と大型エンジン全開を誓った。