ラグビー稲垣啓太「泣いたことない」アイルランド戦の涙否定 キャラ貫く
ラグビー日本代表は1日、東京都内でサモア戦(5日・豊田)に向けて全体練習を行った。練習後に会見したプロップ稲垣啓太(パナソニック)は話題のシーンを“居直り否定”した。
「笑わない男」として常に無表情、ポーカーフェースを貫く男として定着している。だが、アイルランド戦後は感極まった。フランカーのラブスカフニ(クボタ)に肩を抱かれて泣くシーンが映し出されSNS上でも大きな話題になった。
会見でそのシーンを問われると、なんと「泣いたことないです」ときっぱり否定。キャラクターを貫く姿勢に爆笑が起こった。
ここまで2連勝。優勝候補にも勝利を飾る上々のスタート。それでも「まだ目標も何も成し遂げていないですし、目標を達成する中の一つの過程」と強調した。
サモア戦に向けて、「相手はスクラムが強い、ラインアウトもいろんなオプションがある。ペナルティーをしてしまえば、2つの選択肢を与えてしまう。一つのペナルティーが勝敗を左右する。少なくする努力をしていきたい」とペナルティー厳禁を義務づけた。その上で、「サモアのFWのサイズ感は前に戦ったチームより大きくなる。体重を生かしたスクラムを組ませないのがキーになる。100%で組ませない」とスクラムに自信を見せていた。