フランス、終盤の3トライで突き放して開幕2連勝 米国は大健闘も力尽きる

 フランス-米国 後半、抜け出すフランスのセラン(右端)。この後トライを決める=レベルファイブスタジアム
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 「ラグビーW杯・1次リーグC組、フランス33-9米国」(2日、レベルファイブスタジアム)

 世界ランキング7位のフランスが苦しみながらも、同13位の米国を後半振り切って、開幕2連勝とした。

 前半開始早々に、SOロペスのキックから、これを拾ったWTBユジェがゴール正面へトライして先制。同23分にはキックパスをキャッチしたWTBラカが右隅の運び、追加点を奪った。

 しかし、その後は相手陣深くまで攻め込みながらも、自らのミスや米国の粘り強い守備にも阻まれて得点が奪えず。一時は米国に3点差にまで詰め寄られた。

 ようやく後半20分すぎに、相手陣深く攻め込み、CTBフィクーがディフェンスをこじ開けてトライ。その後も2トライを加えて突き放した。4トライ以上に与えられるボーナスポイントを加えて勝ち点5を獲得した。

 劣勢が予想された米国は大健闘したものの、後半疲れが出て、突き放された。開幕2連敗となった。

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