崖っぷちのサモア 日本戦へ「勝たなければならない。信じている」

ボールを蹴るエド・フィドウ=豊田スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本-サモア」(5日、豊田スタジアム)

 サモアが4日、豊田スタジアムで前日練習と会見を行った。

 勝ち点5で暫定A組4位、決勝トーナメント進出のために負けられない状況、中4日で開催国という厳しい相手を迎えるが、アシスタントコーチのロジャース氏は「ワクワクしている。中日が短いのは確か。自国(日本)のファンに囲まれて試合をするのはすばらしいチャンス」と歓迎。フランカーのブイも「とにかく決勝トーナメントに進みたい気持ちを持っている。できるという確信を持っている。日本と対戦しなければならないが、まずは勝たなければならない。信じている」と強い意欲を示した。

 2選手が3試合出場停止処分を受け、WTBフィドウは日本戦出場が認められたものの、前戦のスコットランド戦ではイエローカード2枚で退場になるなど、規律面が問題になっている。だが、ロジャース氏は「いろいろ話はあったが、我々に何ができるかを披露するチャンス。学んだことを教訓にして今を生きる」と前向きに話した。

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