ナンバー8・姫野和樹が故郷でサモアと力勝負誓う「負けない自信はあります」
「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本-サモア」(5日、豊田スタジアム)
ラグビー日本代表は4日、試合会場で前日練習を行った。練習後に会見したナンバー8姫野和樹(25)=トヨタ自動車=にとって、故郷・愛知で行われる一戦。屈強なフィジカルを誇るサモアFW陣に真っ向勝負を挑む。
「プレーできることはうれしいです。たくさんお世話になった人がいる。感謝の気持ちをプレーで表現できたらなと思っています」。慣れ親しんだ豊田スタジアム。姫野は会見場で自信にあふれた笑顔を見せた。
2試合ともフル出場して、ロシア戦ではチーム内MVPに選ばれるなど、2連勝の原動力になっている。“ホーム”で迎える3試合目。「サモアのフィジカルに対して負けない自信はあります。そこで僕がフィジカル面で前に出るのが僕の仕事だと思うので、持ち味を出していきたい」。力勝負。そして前に出る。
25歳の若さでリーダー陣の一員としてチームを引っ張る立場。「リーダーシップを体で示すだけ。苦しい中でチームを助けて、試合の中でピンチをチャンスに変えられたら」。故郷の大声援を受けて、姫野がチームのために体を張る。