サモア危険なタックルでシンビンに 一時退場、10分間日本は数的優位に

前半 果敢に攻める松島幸太朗=豊田スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本-サモア」(5日、豊田スタジアム)

 前半24分にサモアのフランカー・TJイオアネが危険なタックルでイエローカードを提示されシンビンとなった。サモアは10分間、1人少ない14人で戦わなければならない。

 両チームPGのみの得点で9-6と日本が3点リードの前半24分。日本FB松島が自身で仕掛けてパスを出す。TJイオアネはパスを放った後の松島に対し、バインドすることなく体当たりのような危険なタックルを浴びせ、TMO(テレビ・マッチ・オフィシャル)の結果、イエローカードとなった。

 試合前の時点でA組5チームの順位は、アイルランド(世界ランキング4位)が2勝1敗の勝ち点11で首位。2勝の日本(同8位)が勝ち点9、1勝1敗のスコットランド(同9位)が同5で続く。サモア(同15位)は1勝1敗の勝ち点5で4位。3連敗のロシア(同20位)は既に敗退が決まった。

 日本はサモア戦と最終スコットランド戦(13日・日産)で合計勝ち点7を獲得すれば、自力で1次リーグ突破が決まる。

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