「ラグビーＷ杯、１次リーグＡ組、日本－スコットランド」（１３日、日産スタジアム）

　ラグビースコットランド代表は、決勝トーナメント進出をかけた大一番となる日本戦を前に横浜市内で記者会見を行った。

　ＦＢスチュアート・ホッグは「僕自身や他の選手たちにとって、今度の試合はキャリアの中でも最大級のものになるだろう。みんなとても楽しみにしている」と、日本との決戦をラグビー人生で最高の舞台と表現した。

　欧州６カ国対抗で２０１６、１７年に最優秀選手に輝いた世界最高峰のＦＢは「日本の選手は全員個々の能力が高い上に、まとまって戦う力もある」と日本の実力を認めながらも、「早い段階で我々の守備陣が彼らを食い止め、その後の攻撃のチャンスをものにしたい。彼らの強さは分かっているが、僕達にもチャンスはある。勝てると信じている」と自信ものぞかせた。

　日本を勝ち点４差で追うスコットランドにとっては勝利が最低条件となる。「日本は出だしから猛烈に来るだろう。僕らはそれに対抗し、彼ら以上の勢いで戦う必要がある。ラグビー選手として、どうしても出たい試合というものがあるが、１３日の日本戦はまさにそういう試合になるはずだ」と並々ならぬ決意を語った。