ラグビー日本、運命の一戦へ かつて日本の金星認めなかったスコットランドと大一番

選手に声をかけるジェイミー・ジョセフHC=日産スタジアム(撮影・棚橋慶太)
2枚

 「ラグビーW杯、1次リーグA組、日本-スコットランド」(13日、日産スタジアム)

 ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)とW杯組織委員会は13日、日本-スコットランド戦を19時45分開始で予定通り開催することを発表した。A組はアイルランド(世界ランキング4位)が3勝1敗の勝ち点16で既に突破を決めており、残り1枠を勝ち点14の日本(同8位)と勝ち点10のスコットランド(同9位)で争う。

 日本はスコットランド戦で勝つか引き分ければ1位突破が決まる。敗れても4トライ以上かつ7点差以内でボーナス点(BP)を2点獲得すれば1位。勝ち点16でアイルランドと並ぶが、直接対決で勝っている日本が上位となる。BP1点で敗れた場合はスコットランドを3トライ以下に抑えれば2位突破、4トライ以上奪われれば敗退する。BPを得られずに敗れた場合も敗退する。

 日本は過去、スコットランドとは1勝10敗。89年5月28日には秩父宮ラグビー場で宿沢広朗監督、平尾誠二主将によるチームで対戦し、28-24で歴史的勝利を挙げた。しかしこの試合でのスコットランドは主力をブリティッシュ・ライオンズ(4協会合同チーム)の遠征で欠いており、スコットランド協会の記録では日本に黒星を喫した記録は残されていない。

 W杯では、91年(9-47)、03年(11-32)、15年(10-45)と3戦全敗。前回イングランド大会では、初戦で南アフリカに歴史的金星を挙げながら、2戦目でスコットランドに大敗したことが響き、3勝を挙げながら敗退となった。

 初のベスト8入りへ、ジャパンが歴史を変える横浜決戦に臨む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ラグビーW杯最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス