今大会5トライもWTB松島、南ア戦トライ奪えず「すごいプレッシャーをかけてきた」

涙を流す松島幸太朗(左)=味の素スタジアム
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 「ラグビーW杯・準々決勝、日本3-26南アフリカ」(20日、味の素スタジアム)

 日本(世界ランキング6位)は後半力尽きて、優勝2回を誇る南アフリカ(同4位)に屈し、初のベスト4入りはならなかった。

 今大会首位タイとなる5トライをマークしていたWTB松島は南アフリカの強固な守備の前にトライを挙げることはできなかった。松島は試合後、「悔しい気持ちもありましたし、やっと終わったかなあとホッとしている気持ちもある。もう少しやりたいなという気持ちもありました」と正直な思いを吐露した。

 特に後半は、南アフリカの鋭い出足の前に、チャンスの糸口すら見いだせなかった。「(南アフリカは)のディフェンスがすごいプレッシャーをかけてきて、あとひとつというところでボールがなかなか出てこなかった」と話した。「プレッシャーを修正できなかった。自分たちのサインプレーがまるで分かっているかのようなディフェンスだったので、自分たちのテンポに持ち込むことができなかった」と想像以上の南アフリカの圧力を振り返った。

 それでも、目標としてきたベスト8を達成し、「自分たちの自信にもつながった。日本代表として初めてだったので、そこを経験できたのは日本代表として大きい」と晴れやかな表情をみせた。

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