医師を目指す福岡堅樹「悔いはありません」あらためて15人制引退を明言
「ラグビーW杯・準々決勝、日本3-26南アフリカ」(20日、味の素スタジアム)
日本(世界ランキング6位)は後半力尽きて、優勝2回を誇る南アフリカ(同4位)に屈し、初のベスト4入りはならなかった。
WTB福岡堅樹は「自分達がやってきたことを出し切った結果がこういう結果。南アフリカが強かった。目標のベスト8は達成できた。思い残すことはなく、あまり涙はなかった」と笑った。
今大会、快足を飛ばして4トライを奪った27歳。世界を驚かせた韋駄天ウイングだが、大会後は15人制から退き、7人制で東京五輪を目指す考えも示してきた。その後はラグビーを引退し、開業医の祖父と歯科医の父と同じ、医師になる夢も持つ。あらためて「もうこの15人制でプレーするのはあらためて最後だと思ったときに、心の底から今までやってきて良かったと思った。本当に悔いはありません」と明言。続けて、「ここまで来られたのはファンのおかげ。じぶんたちの日本代表を誇りに思うと同時に、日本のファンの方も誇りに思います」と感謝した。