号泣のSH流、早くも4年後のW杯へはせる「フランス大会で新たな歴史を」
「ラグビーW杯・準々決勝、日本3-26南アフリカ」(20日、味の素スタジアム)
日本(世界ランキング6位)は後半力尽きて、優勝2回を誇る南アフリカ(同4位)に屈し、初のベスト4入りはならなかった。
試合前に「君が代」を歌いながら涙を見せたSH流大(サントリー)は、試合後も人目をはばからずに涙した。史上初のベスト4こそ逃したものの、「1次リーグを突破するという目標掲げて、それをやる自信はありましたし、それだけのことをやってきた自負はありましたので成し遂げてよかった。世界のどんな強豪にも、ワンチームになって戦えば、どんな結果もつかみとれるということを証明できたと思います」と大きな収穫を手に入れた。
「4年間さらに積み上げて、次のフランス大会でまた新たな歴史を作れるように頑張りたい」と、今大会全試合にスタメン出場した27歳は早くも4年後を見据えた。