ラグビー代表で元主将・広瀬俊朗さん 日本の奮闘に感謝「新しい歴史をつくった」
ラグビー元日本代表で主将も務めた広瀬俊朗さん(38)は21日、「新しい歴史をつくった。国民の皆さんにラグビーの価値を提供してくれたと思う」と日本代表の奮闘ぶりに感謝した。
15年W杯日本代表で、テレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」にも出演してラグビーブームを実感する広瀬さんは同日、都内で車いすラグビーのシンポジウムに出席。4年前のW杯で金星を挙げた南アフリカに、準々決勝で敗れて終幕となったことに「心にぽっかり穴があいている」と心境を明かし「勝負事なんで負けることも勝つこともある。向こうもそれだけ本気になってくれた。ベスト8は素晴らしい結果」と後輩たちをたたえた。
4年後のW杯フランス大会に向けては「今回得たことをしっかり見つめ直し、継続的に強化していく必要性がある。グラスルーツ(草の根)の活動も非常に大事だ」と訴えた。