イングランド 電光石火の先制 開始1分36秒 NZがW杯史上最速のトライ許す
「ラグビーW杯・準決勝、イングランド-ニュージーランド」(26日、日産スタジアム)
事実上の決勝戦とも目される一戦で、世界ランキング2位のイングランド(C組1位)が開始早々、ランキング1位のニュージーランド(B組1位)から開始1分で先制のトライを奪った。
試合前、ニュージーランドのハカ「カパオパンゴ」に対し、敵陣に踏み込みV字型に並ぶ「鶴翼の陣」で応戦したイングランド。イングランドのキックで始まった試合は、そのまま敵陣に攻め入り、正面から圧力をかけて最後はCTBツイランギが飛び込んだ。3連覇を目指す王者ニュージーランドは今大会初めて前半でトライを奪われた。開始1分36秒でのトライはオールブラックスがW杯で許したトライで過去最速。
両チームの過去の対戦成績はニュージーランドの33勝7敗1分け。イングランドをエディー・ジョーンズ監督が率いるようになってからは昨年11月に1度だけ対戦。イングランド協会の本拠地、トゥイッケナムでの雨の中での対戦でニュージーランドが16-15で逆転勝ちしている。