イングランド・エディー監督 頂点届かず「南アフリカを称えたい」開催国の日本も称賛
「ラグビーW杯・決勝、南アフリカ32-12イングランド」(2日、日産スタジアム)
イングランドはノートライに抑えられ、03年以来、4大会ぶりの優勝はならなかった。
準決勝でニュージーランドを撃破。決勝前はイングランド優位の声もあった。60分までは6点差と競り合っていたが、終盤に突き放されて涙を飲んだ。
エディー・ジョーンズ監督にとっても悔しすぎる敗戦で、指揮官として初のW杯優勝はならなかった。03年大会の決勝では母国オーストラリアの指揮官として、イングランドに黒星。15年の前回大会では日本のHCとして快進撃を演出した。今大会はイングランドの初めての外国人指揮官として初の頂点を狙ったが、またもあと一歩届かなかった。
試合後は落胆の色をにじませたが、「選手はがんばった。本当によく準備して努力して、プライド、情熱をもって戦ったが、今日は足りなかった。南アフリカのがんばりをたたえたい」とコメント。なじみ深い日本に向けては「素晴らしいワールドカップを開催してくれた。素晴らしい応援、組織も第一級だった」とメッセージを送った。