ジャパンありがとう リーチら5選手に感謝の声!声!声!笑顔の花咲く120m
ラグビーW杯で初の8強入りを果たした日本代表でフランカーのリーチ・マイケル主将(31)、徳永祥尭(27)=以上東芝、5トライを奪ったWTB松島幸太朗(26)、SH流大(27)、CTB中村亮土(28)=以上サントリー=の5選手が2日、チームの本拠地である東京都府中市の府中駅前で報告会に参加した。
約120メートルのレッドカーペット上を、ファンにサインをしたり、スマートフォンでの撮影に応えたりと、約30分間かけてパレードした。4年前のイングランド大会後の報告会には約4000人が集まったが、今回はそれを大幅に上回る約1万5000人が沿道に集結。「ありがとう」などの歓声が飛んだ。アイドルさながらの手作りの“応援うちわ”を振るファンも多数いた。
大会時にスタジアムに響いた「リーチ」コールも再び。リーチ主将は「すごくうれしい。試合で厳しい状況のとき、背中を押してくれる」と笑顔で感謝した。また司令塔としてチームをけん引した流は大声援に「幸せなこと」と感慨深げに話し「みんなで作り上げたW杯。この人気を継続できるように頑張る」と決意を新たにした。
今大会はウオーターボーイとしてサポート役に徹した徳永へ「トクちゃん、次あるぞ!」とエールが飛ぶ場面も。「4年後はもちろん狙う」と応えた徳永は「“にわか(ファン)”と言われているが、そういう人の応援にも背中を押してもらえた」とあらためて感謝と歓迎の思いを口にした。