ボーモント会長「日本W杯は偉大な大会」さまざまな記録を破り賛辞
国際統括団体ワールドラグビー(WR)とラグビーW杯組織委員会は3日、都内で大会総括会見を行った。
WRのビル・ボーモント会長(67)は「日本でのW杯は偉大な大会として記憶に残る」と評価した。そして「最後の決勝まですべて記録破りだった」とその理由として挙げた。
過去の記録を更新したのは(1)チケット販売率が99・3%(185・3万枚販売可能、184万枚販売)、(2)ファンゾーンに113万7千人が来場、(3)日本対スコットランド戦で視聴率54・8%を記録、(4)経済効果4370億円、(5)横浜国際競技場歴代最多の7万103人の観客動員-など。
同会長は「日本の温かさ、情熱、苦しいときの友情を象徴していたと思います。すべての瞬間を楽しむ人がいる。開催都市も海外のビジターを歓迎した」と日本の“おもてなし”に賛辞を送り、「開催国として最高だった。お礼を申し上げたい。さよならジャパン」とあいさつした。