坂口佳穂初連載です!頑張ります!
次代のビーチバレー界を担うと期待が集まる坂口佳穂(20)。タレント経験も持つ美女アスリートが、ビーチバレーの魅力を、そして自らの思いを赤裸々に語り尽くす月1連載コラム「坂口佳穂 可能性は無限大」がスタートします。夢の東京五輪に向け、まさに無限の可能性を秘めた“砂浜のエンジェル”の素顔をお楽しみください!
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デイリースポーツ読者の皆さん、こんにちは!ビーチバレー選手の坂口佳穂です。このたび、私の初めての連載ができることになりました。ビーチバレーに詳しい方も、そうでない方も、楽しみながら読んでいただければと思います。
今回は第1回なんで、自己紹介から始めますね。まずはビーチバレーを始めたきっかけから…。17歳のときに、父と瀬戸山さん(正二日本ビーチバレー連盟理事長)が知り合いで、誘っていただいて初めて観戦したんです。
ちょうど大学受験勉強中だったんで、外に出たい!って思ってたので見に行ったんですけど…(笑)。すごく楽しそうにプレーしてて、DJさんが盛り上げたりとか、インドアとは全然違う雰囲気にひかれて、やりたいと思いました。
バレーボールは中学校までやっていたんですが、チームも弱くて、市の大会で少し勝てるレベルで…。小学校のときは全日本を目指していて、当時は高橋みゆき選手に憧れてました。大学に入ったらまたやりたいなとは思っていたので、タイミングが良かったですね。
高校2年の1年間は、芸能活動もさせていただきました。お母さんが「応募してみる?」って言ったのがきっかけで、事務所に入ることになって…。ちなみに「元アイドル」って言われることも多いんですけど、アイドルは一切やってません(笑)。確かに「ベイビーレイズ」さんは同じ事務所で、(NHK連続テレビ小説)「あまちゃん」のコーラスをやらないか?というのは事務所のみんなに言われたんですけど、私はお断りしました。
正直、芸能界はあまり自分に合ってなかったんです。レッスンも行きたくなかったし(笑)、話すのも苦手なので…。そんな中でビーチバレーに出会えて、すぐに「やってみよう!」っていう気持ちになりました。
ただ、見ているときはあんなに楽しそうに見えたのに、いざやってみると、こんなに難しいとは…。跳べないし、スパイクも打てないしで、何であんなに楽しそうに見えたんだろう?とか思ったりもするんですけど(笑)。でも、自分のプレーが必ず結果につながるというのは、6人制とは違うビーチバレーならではの魅力だと思うんで、やりがいはすごくあります。
実力的にはまだまだなんですが、テレビなどで紹介していただく機会もたくさんありました。うれしいんですが、少しキツイなあと思います(笑)。ただ、そうやって注目していただくことで、いろんな企業の方々にサポートしていただいているので、早く結果を出さなきゃいけないなと思います。頑張りますので、ぜひ会場に足を運んで応援よろしくお願いします!
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坂口佳穂(さかぐち・かほ)1996年3月25日生まれ。宮崎県串間市出身。現在は武蔵野大法学部政治学科2年生。小学1年生から中学3年生までバレーボール部に所属。高校時代はダンス部に所属し、同時にタレントとしても活動。14年4月、元ビーチバレー日本代表監督の瀬戸山正二氏が理事長を務める「川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミー」に入り、ビーチバレー選手として始動。身長172センチ、体重58キロ。