リオ五輪ビーチバレー代表も妖精ぞろい 彫刻みたいな選手も

 次代のビーチバレー界を担うと期待が集まる坂口佳穂が、ビーチバレーの魅力を、そして自らの思いを赤裸々に語り尽くす連載「坂口佳穂 可能性は無限大」。2回目となる今回は、8月6~18日に行われるリオ五輪でのビーチバレーの見どころを、“佳穂視点”でたっぷり紹介します。

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 デイリースポーツ読者の皆さん、こんにちは!坂口佳穂です。毎日暑いですが、お元気ですか?8月にはリオ五輪が開催されますね。もちろんビーチバレーも五輪競技です。今回は日本代表が出場できなくて残念なのですが、私なりの注目ポイントをいくつかご紹介します。

 最近はグランドスラムとかでも、ドイツ、アメリカ、ブラジルの代表がいつも表彰台に上ってる感じです。個人的には、横浜のグランドスラムで見たドイツの選手が、すごくカッコよくてかわいくて、印象深いです。ドイツの方は、日焼けしないんですよ。すごい白いのに、筋肉がすごくて、彫刻みたいでカッコイイんですよね(笑)。あと、リオでやるから、やっぱりブラジルが強いのかな…。特に男子は強そうです。

 私が注目する女子選手は…、まずラウラ・ルードウィヒ選手(ドイツ)ですね。レシーバーなんですけど、185センチあって、大きいのにすごい動き回ってレシーブが上手。ルックス的にも、サングラスをつけてないんですが、すごいかわいくてカッコイイです。

 世界の選手は本当にかわいい人ばっかりで、アガタ・ベドナルチュク選手(ブラジル)もすごくキレイです。モデル活動をしてる選手も多いんですよね。あと、ケリー・ウォルシュ選手(アメリカ)が今回、金メダルを取れるのかにも注目しています。アテネ、北京、ロンドンと3大会連続で金メダルを取ってるんですけど、各大会の間に1人ずつ子どもを産んでるんですよ!

 今回のリオ五輪はテレビ観戦になると思いますが、この夏はぜひ、実際に会場へ足を運んでビーチバレーを見ていただきたいですね。選手との距離が近いので、どんなコミュニケーションを取ってるかが聞こえたりするのが面白いと思います。あと、お尻の後ろで出してるサインとかも、生で観戦していた方が見やすいと思います。

 インドアのバレーボールみたいにローテーションが決まってないので、試合中の動きも自由度が高い。その分、コミュニケーションがうまくいかないと、流れが来にくいというか…、うまくコミュニケーションが取れるチームの方が、やっぱり勝ってると思います。もちろん、個人の能力も大事ですけど、2人でどれだけ練習してきたかとか、やっぱり影響しますね。

 今、ペアを組んでいる鈴木悠佳子選手は、すごくバレーボール歴が長くて、たくさん引っ張っていただいてます。普段から、面白いネタとかあったら話したりしてますね。鈴木選手は乃木坂46さんが好きなので、プライベートのときに乃木坂46さんの写真を送ってきたり…。そんなペア間の空気感とかも、生で見たら感じられるかもしれないですね。

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 坂口佳穂(さかぐち・かほ)1996年3月25日生まれ。宮崎県串間市出身。マイナビKBSC所属。現在は武蔵野大法学部政治学科3年生。小学1年生から中学3年生までバレーボール部に所属。高校時代はダンス部に所属し、同時にタレントとしても活動。14年4月、元ビーチバレー日本代表監督の瀬戸山正二氏が理事長を務める「川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミー」に入り、ビーチバレー選手として始動。身長172センチ、体重58キロ。

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