松山63位発進「練習が足りない」
「ファーマーズ・インシュアランス・オープン・第1日」(23日、トーリーパインズGC=パー72)
2コースで行われ、松山英樹(21)=LEXUS=と石川遼(22)=CASIO=は72で、タイガー・ウッズ(米国)と並び63位スタートとなった。松山は北コースで4バーディー、4ボギー。石川は難度の高い南コースで4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーだった。スチュワート・シンク(米国)が64でトップに立ち、同じ北を回った谷原秀人は70で29位だった。
南コースよりも646ヤード短い18ホールで、左手痛から故障明けの松山はスコアを伸ばせなかった。「いいショットもあったが、思ったスイングはできていない。練習が足りない証拠」と悔しさをにじませた。
8週間ぶりの実戦だった。2番でバーディーを先行させたものの3番で3パット、6番ではグリーンを外して寄せきれずボギーとリズムを崩した。8メートルのパットを沈めた17番、3打目を1・2メートルに寄せた18番(パー5)のバーディーでスコアを戻して終えるのがやっとだった。
「よくイーブンパーで回れたと思う。2日目はなんとかフェアウエーをキープして、予選通過できれば」と、最低限の目標を定めた。