松山77で25位に後退 難条件に苦戦
「キャデラック選手権・第2日」(7日、トランプナショナル・ブルーモンスター=パー72)
順延された第1ラウンドの残りと行われ、松山英樹(22)=LEXUS=は15位で出た第2ラウンドで3バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの77と落とし、通算5オーバーで首位と6打差の25位に後退した。パトリック・リード、ダスティン・ジョンソンら米国勢4人が通算1アンダーでトップに並んだ。タイガー・ウッズ(米国)は25位。
風速が15メートルを超え、第2ラウンドのアンダーパーは3人だけ。難条件に苦戦した松山は「スコアが悪くなるのは分かっていたが、しょうもないミスをしたのが悔しい」と反省した。
「風の影響でパットの距離感も難しかった」という。1番(パー5)で第3打をバンカーに入れると1・5メートルのパットも外してボギーとし、4番では25メートル以上から3パット。第2打を大きく左へ外した7番のダブルボギーなど、前半40と崩れた。「バーディーが取れないかと思った」という展開にも、集中力を切らさなかった。
パー5の12番でようやくバーディーを奪った。終盤は距離のないパー4の16番で1オンするなど、2バーディーと粘った。ラウンド後は日没までショットを調整し「こういう風の中でゴルフがしたかった。これからの課題も見つかった」と前向きな言葉。笑みも浮かべ「パットさえ入れば6打はあっという間」と追い上げを誓った。