倉本会長、日本プロに松山らの参加期待
日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(58)が19日、神戸市中央区の神戸新聞社を訪れ、6月5日から兵庫県西脇市の「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」で行われる『第82回日本プロゴルフ選手権大会』(特別協力=神戸新聞社・デイリースポーツ)のPRに訪れた。
先月24日に就任したばかりの倉本会長は、現在のゴルフ界を取り巻く環境を「大変な時期。生半可なことでは(改革は)進まない」とし、就任当初に示した『経営マニフェスト(公約)』を配って「紙に書くことは退路を断つことになる。やるしかない」と改めて決意を表明した。
改革の具体案の一つに「底辺拡大事業の推進」を掲げる同会長は、日本プロゴルフ選手権大会の成功をその端緒としたい考えだ。「プロの世界のナンバーワンを決める大会。海外で戦う選手にも出場をお願いしていきたい」と語り、松山英樹や石川遼らの積極的参加に期待していた。