野村が9位浮上、ボギーなしに笑顔
「ロッテ選手権・第2日」(17日、コオリナGC=パー72)
26位で出た野村敏京(21)がボギーなしの5バーディー、67で回り、通算4アンダーで9位に浮上した。初日4位と好発進した上原彩子は1バーディー、3ボギーの74とスコアを落として1アンダーの20位となった。宮里藍は75で通算5オーバーと崩れ、76で9オーバーとなった宮里美香とともに予選落ち。64をマークしたアンジェラ・スタンフォード(米国)が通算8アンダーで首位に立った。
5バーディーで26位からトップ10に顔を出した。9位の野村は「ボギーなしはうれしい」と、満面に笑みを浮かべた。
出だしからショットがさえた。いずれもパー5の1、5番で、ともに1メートルにつけてバーディーを奪った。9番は4メートルのパットを沈めてパーセーブし、後半も3バーディーを上乗せした。
初日と違うドライバーとフェアウエーウッドを使ったことが好調の一因だ。「いきなり替えてみた」ら、これが当たった。もともと飛ばす力はあったが「シャフトが10グラム軽くなって、硬くなったら距離も出て曲がらなかった」とティーショットの安定感が増した。
首位と4打差。「あと2日、この日と同じように攻めていきたい」と追い上げを期した。