優作魅せた!強風なんの68で2位浮上
「東建ホームメイトカップ・第3日」(19日、東建多度CC=パー71)
11位でスタートした宮里優作(33)=フリー=が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーとして2位へ浮上した。最終日、涙の初優勝を果たした昨年12月の日本シリーズJTカップに続き、年をまたいでの国内2試合連続優勝を目指す。69でまとめた丸山大輔(43)が通算9アンダーで単独首位に立った。首位で出た大堀裕次郎(22)と武藤俊憲(36)は77と崩れ、通算3アンダーの23位へ後退した。
左からの風にフック回転をかけたボールをぶつけた。最終18番パー4、宮里優は右ラフからの第2打をPWで放った。左に曲がろうとするボールが風とけんかし、まっすぐにピンに向かった。少し距離は足りなかったが、見事グリーンをとらえ、パーでまとめた。
同組で回ったツアー19勝の谷口に握手を求めると「うまいな」と褒められた。東建多度CCは強い風で知られる。多くの選手がスコアを崩す中、4つのバーディーを奪い、ボギーは1つにとどめた。「谷口さんに言われたら、そりゃうれしいですよ」と笑った。
オフの鍛錬が実を結んだ。風の強い沖縄出身だが、昨年までの持ち玉は風に弱い高弾道。「このままでは戦えない」と、課題克服に取り組んだのがこの冬だった。ボールを右めに置き、クラブのロフトを少し立てる。スイングはパンチショットではなく、フォローを長めに取る。風のない日も繰り返し練習したという。
「こうすると抑えて打っているんだけど、ラインが出る。今日は風の中で抑えたショットがよかった」
最終日は丸山大を1打差で追いかける。初優勝から4カ月で巡ってきた2勝目のチャンス。「僕は大穴ですからね。オッズは高いと思う。明日も風?今は逆に風が楽しみ」。初Vを果たし、気持ちの面でも自然体。飛躍の時がやってきた。





