「ＫＫＴ杯バンテリンレディース・最終日」（２０日、熊本空港ＣＣ＝パー７２）

　首位と１打差の２位で出たアマチュアの勝みなみ（鹿児島高１年）が５バーディー、１ボギーで堂々のベストスコア６８をマーク。大会新記録の通算１１アンダーで逆転優勝を飾った。１５歳２９３日での優勝は、１２年のサントリーレディースを制した金孝周＝キム・ヒョージュ（韓国）の１６歳３３２日を大幅に更新するツアー史上最年少記録。アマチュアの優勝は史上４人目。勝は宮里藍が宮城・東北高３年だった０３年に樹立した１８歳１０１日の日本人最年少記録も塗り替えた。

　アマチュア選手や招待選手などツアーメンバー以外が優勝した場合、その翌日から４週間以内にツアー単年登録を申請し承認されれば、書類と登録料５４万円の提出をもってツアーメンバー資格を取得でき、優勝翌日から３６５日以内に開催のツアー競技に出場できる。ただ、勝は登録申請しなくても、今季の優勝者が集まる最終戦のツアー選手権リコー杯（１１月）と、来年のバンテリンレディースには出場できる。